インターバルの休憩は行動時間に含まれる?
インターバルが成り立つのは、休憩がちゃんと休憩になっているからだ。呼吸を整え、次のダッシュを疲れ切っていない状態から始められるように、わざとペースを落とす。その「わざと落とす」動きは、外から見ると、行動時間が差し引くはずの「止まった時間」とよく似て見える。実際に休憩の時間が差し引かれるかどうかは、休憩中どれくらいゆっくり動いていたかではなく、そもそも「止まった」とどうやって判定されるかで決まる。
結論から言うと
TrailCam では、インターバルの休憩は行動時間にそのまま含まれる。行動時間から差し引かれるのは、はっきりと一時停止した区間だけで、インターバルの中で「休憩」に入ることは、記録を一時停止することとは別の動作だからだ。記録は、ダッシュのあいだと同じように、休憩のあいだも続いている。「休憩」という区切りを付けたからといって、それだけで記録が数えるのをやめるわけではない。
ある区間が差し引かれるかどうかを、本当に決めているもの
止まった区間が行動時間から抜けるのは、二つの仕組みのどちらかを通ったときだけだ。ひとつは、アプリが GPS の速度を見張っていて、ある閾値を下回ったら自動で「止まっている」と判定するやり方。もうひとつは、自分でボタンを押して一時停止するやり方。この二つ以外に道はない。インターバルという枠組みは、三つ目の道を用意してくれるわけではない。「休憩」という言葉は、運動しているその人に向けた合図であって、下で動いている記録の仕組みに向けた指示ではない。実際に一時停止を押さないかぎり、記録の側はインターバルが進行中であることすら知らない。
つまりこれは、インターバルに特有の話ではまったくない。山行のどこかにあるゆっくりした区間や立ち止まった区間が差し引かれるかどうかという、いつもの問いとまったく同じで、答えも同じだ。一時停止という行為が実際にあったときだけ差し引かれ、ワークアウトの中に組み込まれた休憩は、その一時停止には当たらない。
休憩は一時停止とは違う
一時停止は、活動そのものをしばらく止めるという意図的な合図だ。ベンチに座って昼食をとる、靴ひもを結び直す、信号待ちをする——そういう場面で押す。インターバルの休憩はまったく別のものだ。活動自体はまだ続いている。外にいて、意図をもって動いているか立ち止まっているかのどちらかで、まだ終わっていないセットの途中にいる。記録の側から見れば、休憩は直後に来るダッシュと区別する理由がない。どちらも、速さが違うだけで同じひとつづきの活動の一部だ。
別のアプリなら違う答えになりうる場面
- GPS 速度を見て自動で停止を判定するアプリなら、じっと立ち止まる休憩がそのアプリの閾値を下回ったとき、頼んでもいないのに行動時間から実際の時間を差し引いてしまうことがある。
- 同じアプリでも、休憩をゆっくり歩いて過ごし、速度が閾値を上回ったままなら、今度は逆に何も差し引かないままになる——これはインターバルに限らず、自動判定の停止まわりで起きるいつもの不一致だ。
- TrailCam のように手動の一時停止に頼るアプリでは、休憩中にどれだけゆっくり動いていても、どれだけ長く続いても、実際に一時停止を押さないかぎり休憩の時間が差し引かれることはない。
ここまでの話に、インターバルトレーニングだけに固有の事情はひとつもない。自動検出か手動の一時停止かという、どんな山行のどんな停止にも当てはまるいつもの分かれ道が、たまたまゆっくりした区間の多いワークアウトの中でもう一度顔を出しているだけだ。
ペースにとって、これが意味すること
休憩が行動時間に含まれたままなら、セット全体で計算するペースにもそのまま含まれる。短く速いダッシュとそれより遅い休憩からできているセットは、その両方のあいだのどこかに平均ペースが落ち着き、休憩に使った時間の分だけ数字が下がる。これは直す必要のある誤りではなく、実際に時間をどう使ったかを正直に映しているだけだ。休憩をまるごと無視したペースがあったとすれば、それは回復の時間を編集で消した、実際には起きなかったワークアウトの数字ということになる。
勘違いしやすいところ
- 昼休憩のように、休憩の時間もセット終了後の所要時間から消えてくれると思い込んでしまう——消えるのは一時停止したときだけで、ワークアウトに組み込まれた休憩はふつう一時停止ではない。
- 「休憩」という言葉そのものが記録のされ方を変えると思ってしまう——それは運動している本人への音声の合図であって、下の記録の仕組みに届く指示ではない。
- インターバルのあとに平均ペースが遅く出ることを、記録がおかしいと受け取ってしまう——休憩がダッシュと同じように正直に数えられているだけで、記録の不具合ではない。
- 休憩1回分のペース表示が不安定に見える話と、休憩の時間そのものが数えられるかどうかの話を混同してしまう——前者は別問題で、GPS のノイズによるものだ。
TrailCam の役目
TrailCam は、音声で知らせるインターバル機能を備えている。ダッシュと休憩のセットを決めておくと、各セットを音声で読み上げてくれるので、スマートフォンをポケットに入れたまま使える。GPS の記録は、ダッシュのあいだも休憩のあいだも変わらず同じように続いていて、速度を見張って自動で「止まった」と推測することはない。行動時間から区間を取り除く唯一の方法は、自分で一時停止を押すことだけなので、休憩もルートの他の部分とまったく同じように、そのまま記録され、そのまま数えられる。ダウンロードは無料です。
よくある質問
- ダッシュの合間に休むと、あとで見る軌跡に切れ目ができますか?
- できません。休憩のあいだも、ほかの区間と同じように記録点が残るので、地図上の線はそのままつながっています。切れ目ができるのは、実際に一時停止した場所だけです。
- ゆっくりした休憩のせいで、セット全体の平均ペースが遅くなりますか?
- なります。行動時間全体から平均ペースを計算していて、休憩は遅いままそこに含まれるからです。これは欠陥ではなく正確さの表れで、そのセットには実際にその遅い時間が含まれていたということです。
- 一時停止を押さずに、休憩の時間だけ行動時間から外す方法はありますか?
- ありません。行動時間が除くのは、はっきりと一時停止した区間だけだからです。休憩を数えたくないなら、そのあいだ一時停止を押すことが、実際に取り除ける唯一の方法です。
自分のルートを記録する
TrailCam は iPhone 用の GPS ルート記録アプリです。動画・写真・音声メモを撮ったその地点に紐づけて保存し、GPX 1.1 または CSV で書き出せます。ダウンロードは無料です。