TrailCam

ガイド

音声メモを録音すると、山行のバッテリーは減りやすくなるのか

少しは減るが、同じ長さの動画クリップよりはっきり少ない。音声メモを録るときに起きるのはマイクが動き出すことだけで、動画のようにカメラのセンサーと画像処理チップと動画エンコーダーが一斉に動き出すわけではない。その下で進んでいる GPS の記録は、音声メモを録っていようがいまいが、いつもどおりに動き続けているだけで変わらない。知っておく価値があるのは、話すだけのメモで実際にどの部品が動き出すのかというところで、それがコストがここまで小さく収まる理由を説明してくれる。

短く答えると

音声メモを残すと電池は少し減るが、同じ長さの動画クリップを撮るよりはっきり少ない。音声メモに必要なのはマイクと、話し声を保存できるファイルに圧縮するわずかな処理だけで、カメラのセンサーも画像処理チップも動画エンコーダーも起こさず、何かをリアルタイムで画面に映す必要もない。バックグラウンドでルートを記録している GPS 受信機は、音声メモを録っていようがいまいが、同じ頻度で位置を記録し続ける。

音声メモのために実際に動き出すもの

音声メモの録音ボタンを押すと、動き出すハードウェアの数は少ない。マイクが音を拾い始め、音声エンコーダーがその音を、あとで保存して同期できる程度の小さなファイルに圧縮する。ほぼそれだけだ。写真や動画クリップのようにカメラのセンサーを起こす必要はなく、一コマずつ処理する画像処理チップも要らず、映像をリアルタイムで圧縮する動画エンコーダーも動かない。画面は、メモを始めたり止めたりするために見ている以上つきっぱなしだが、クリップを撮るときのようにカメラの映像をそのまま映し続ける必要はない——それこそが画面にとってより負担の大きい仕事だ。

音声メモが動画クリップより安く済む理由

音声メモと動画クリップの差は、ひとことの音声と動く映像とで、必要とするハードウェアの量がそもそも違うことにほぼ尽きる。音声は一本の比較的単純な流れを捉えて圧縮するだけで済むが、映像は静止画が何コマも連なったもので、クリップが続くあいだ一秒に何度も処理と圧縮を繰り返す。カメラのセンサーと画像処理チップと動画エンコーダーを勘定から外してしまえば、残るのはマイクとわずかな音声圧縮だけで、消費はごくわずかになる。三十秒の音声メモと三十秒の動画クリップは、同じ長さ録っていても電池のコストがまるで違う。それだけ下のハードウェアに求めている仕事量が違うからだ。

GPS の記録は、それとは別に自分のコストを払っている

音声メモを録っている間も、ルートの記録は止まったり遅くなったり、何か変わったりすることはなく、TrailCam でメモを録るのに記録画面から離れる必要もない。GPS 受信機は、山行の他の時間とまったく同じように、アプリが求めた頻度でバックグラウンドの測位を続ける。その消費は控えめで一定であり、クリップを撮るときのカメラのように短く高くつくのではなく、山行全体の長さにわたって続く。音声メモを録っても GPS 受信機がより働くわけではなく、GPS 受信機がバックグラウンドで動いていても音声メモのコストが上がるわけでもない。

一回の山行で実際に積み重なるもの

音声メモは動画クリップに比べてもともとのコストがずっと小さいので、山行を通して残した本数や長さが目立って積み重なることはめったにない。長い山行の途中に短いメモを何本か残しても、まったく残さなかった場合とほとんど変わらない程度で済むが、二分近いクリップを何本も撮った場合は明らかにそうはいかない。唯一気にする価値があるとすれば、長い音声メモを何本も続けて残すような山行で、一本あたりのコストは小さくても、本数が十分に多ければ小さな出費でも積み重なる——どんな小さな出費でも、十分に長い一日を通せばいずれ姿を現すのと同じことだ。

勘違いしやすいところ

  • 音声メモが同じ長さの動画クリップと同じくらい電池を使うと思い込む——実際にはそうではない。音声メモはカメラのセンサーも画像処理チップも動画エンコーダーもまるごと使わずに済むからだ。
  • 音声メモを何本も残した日に電池の減りが目立って、GPS の記録のせいにする——受信機は、誰かが話しかけていようがいまいが、いつもと同じ一定の頻度で動き続けているだけだ。
  • 音声メモを何本か残したあと、節約のために位置情報の記録を切ってしまう——マイクはそもそも GPS 受信機と電力を奪い合ってなどいなかった。
  • 長い音声メモが長い動画クリップと同じくらい負担が大きいと思ってしまう——音声は一秒あたりの負荷がずっと軽いので、同じ長さでもコストははるかに小さい。

TrailCam でできること

TrailCam では、記録画面から離れることなく、話しかけるだけで音声メモを撮ったその地点に紐づけて残せる。写真や最長二分の動画クリップとまったく同じ扱いで、何を撮っていても GPS の記録はその間ずっとバックグラウンドで続く。TrailCam はダウンロード無料です。

よくある質問

音声メモを録ると GPS の記録は止まったり遅くなったりしますか?
いいえ。ルートの記録はマイクとは独立して動いていて、音声メモを録っていようがいまいが、バックグラウンドで同じ頻度で位置を記録し続けます。
音声メモは同じ長さの動画クリップより電池を使いませんか?
はい、はっきり少なく済みます。音声メモはマイクとわずかな音声圧縮だけで済みますが、動画クリップは同じ時間のあいだ、カメラのセンサーと画像処理チップと動画エンコーダーも必要とします。
一回の山行で短い音声メモを何本か残すと、それなりに電池を使いますか?
めったにありません。一本あたりのコストがもともと小さいので、何本か合わせても動画クリップ一本より少なく収まることがほとんどです。

自分のルートを記録する

TrailCam は iPhone 用の GPS ルート記録アプリです。動画・写真・音声メモを撮ったその地点に紐づけて保存し、GPX 1.1 または CSV で書き出せます。ダウンロードは無料です。

App Store でダウンロード