山行の音声メモに時間制限があるのはなぜ?
分岐点で音声メモを話し始めると、景色がどう見えたか、誰とすれ違ったか、直前の登りがどれだけきつかったか、そのままいくらでも話し続けたくなる。ルートに紐づける音声メモは、それが山行全体の実況になってしまう手前で、自分から止まる。手を抜いているわけではない。メモが本来担うはずの役目を、いつの間にか話しながら歩く記録に変えてしまわないための区切りだ。
結論
TrailCam で残す音声メモは、話し続けた分だけ長くなるわけではなく、ひとつの思いつきを残すのにちょうどよい長さに区切られている——さっき見た花の名前、次に来たとき曲がる分岐、ここで立ち止まった理由。無料版ではメモの長さに上限があり、有料の TrailCam Pro にすると、もっと話したい人のために上限が伸びる。どちらにしても、音声メモはルート上の一点に紐づくメモであって、その下ですでに山行全体を記録している GPS の軌跡の代わりにはならない。
短いメモが本来担っている役目
ルートの線自体が、その日どこを歩き、どれだけの距離を、どれだけ登ったかをすでに記録している。メモはその上に重ねる、別の役目を持ったピンだ。その場でひとこと言っておきたかったことを残す——それだけでいい。歩きながら山行全体を実況するのとは違う作業であり、長さに上限があることで、メモは本来やろうとしていた狭い役目にとどまる。
上限がなかったら困ること
話し続けた分だけメモが長くなるとしたら、何本か紐づけた状態でルートを再生したとき、ちょっとした思いつきを聞き返すつもりが、長い録音に付き合わされることになる。時間に上限があることで、紐づけたメモはどれも聞き返しやすい長さに収まり、何箇所も立ち寄ったルートでも、ひとつひとつの地点に残したひとことをさっと確認するだけで済む。ひとつの長い録音が、地点ごとにひとことずつ残すという本来の使い方を押しのけてしまうこともない。
メモを残している間もルートの記録は止まらない
音声メモを残している間、その下を流れている GPS の記録には何の影響もない。画面が消えていても、他のアプリを使っていても、メモを残している最中でも、ルートの記録はバックグラウンドで動き続けている。TrailCam では記録画面を離れずにメモを残せる。長さの上限はメモだけのものであって、メモが紐づく線のほうは、何も残さなかったときと同じように記録され続ける。
つまずきやすいところ
- 話している途中で切れると不具合に見えるが、それは意図した上限であって、何かがおかしいわけではない。
- ひとつの長い音声メモを山行全体の実況として使おうとすること——地点ごとに短いメモを何本か残すほうが、それぞれの内容がその場所にきちんと結びつく分、向いている。
- メモを残すとルートの記録が止まると思い込むこと——止まらない。両者はそれぞれ独立に動いていて、ルートの記録はその間もずっと続いている。
- 長さの上限は誰にとっても同じだと思い込むこと——無料版には上限があり、有料の TrailCam Pro にすると、もっと話したい人のために上限が伸びる。
TrailCam がここでしていること
TrailCam では、記録画面を離れずに音声メモをその場で残すことができ、話したルート上の地点に紐づけて保存する。無料版ではメモの長さに上限があり、有料の TrailCam Pro にすると、もっと話したい人のために上限が伸びる。ダウンロードは無料。
よくある質問
- 山行に紐づける音声メモは好きなだけ長く残せる?
- 無料版では上限がある——ひとつの思いつきを残すのにちょうどよい長さに区切られている。有料の TrailCam Pro にすると、もっと長いメモが残せるようになる。
- 音声メモを残すと GPS の記録は一時停止する?
- いいえ。メモを残している間も、ルートの記録はバックグラウンドで動き続けている。メモを残すことが下の記録を止めたり中断したりすることはない。
- 実際の会話みたいに、音声メモも際限なく話せたほうがよくない?
- ルートに紐づけるメモは、その一点でのひとことを残すためのものであって、歩きながら山行全体を実況するためのものではない。際限なく話せてしまうと、何箇所かの立ち寄り地点が、聞き返す価値のあるひとことではなく、ひとつの長い録音に溶けてしまう。
自分のルートを記録する
TrailCam は iPhone 用の GPS ルート記録アプリです。動画・写真・音声メモを撮ったその地点に紐づけて保存し、GPX 1.1 または CSV で書き出せます。ダウンロードは無料です。