TrailCam

ガイド

登山中いちばん標高が高かった地点で撮った写真を見つける方法

登りの途中で一枚、尾根に出たところでもう一枚、山頂の近くらしき場所でさらに一枚、下りでもまた何枚か。あとで見返すと、実際にいちばん高い地点で撮ったのがどれなのか、案外はっきりしない。見晴らしのいい場所の方が写真としては劇的に見えて、本当の最高地点はむしろ何の変哲もない、目印すらない登山道の一区間だったりする。どの写真が標高プロファイルの頂点に本当に位置しているかを知るには、写真そのものを眺めるのではなく、写真の背後にある数字を見る必要がある。

結論から

ハイキングに紐づいた写真はどれもルート上の特定の一点にピン留めされていて、その一点は軌跡上のほかの点と同じように標高の値を持っている。いちばん高い場所で撮った一枚を見つけるというのは、撮った写真の数だけ並んだその標高の値を比べる作業であって、写真を見た印象で判断することではない。いちばん手早いのは、リプレイでルートの下に描かれる標高プロファイルを見て、その頂点にどの写真のピンが重なっているかを確認すること。正確な数値で比べたいときは、ルートを書き出して、それぞれの写真の位置に記録されている標高をファイルから直接読む方が確実になる。

写真の標高は実際には何でできているか

登山中に撮った写真は、その場で自分だけの標高を測っているわけではない。シャッターを切った瞬間にルートが到達していた一点にピン留めされ、その点の標高は軌跡のほかの部分とまったく同じ値——スマートフォンの GPS と気圧センサーの読み取りから作られたものであって、カメラ自身が何かを算出しているわけではない。見晴らしのいい場所に立ち止まったまま一分違いで撮った二枚の写真がほぼ同じ標高になるのはこのためで、それぞれが別々に測定した値を持っているのではなく、二枚ともたまたま立っていた軌跡上の同じ一点の標高を借りているにすぎない。

「いちばん高い地点」と「獲得標高」は別の問い

何を知りたいのかをはっきりさせておく価値がある。この二つは混同されやすいからだ。獲得標高は、ルート全体を通じて登った分をすべて足し合わせた累計で、登り返しも含めてどんどん増えていき、アップダウンの多いハイキングほど大きくなっていく。いちばん高い地点というのは単一の標高の値——軌跡上のどの点よりも高い、ただ一つの点のことで、一つの長い登りだけでそれ以外に大きな起伏がないルートでも、最高地点ともっとも急な区間、そして獲得標高がいちばん伸びた区間が、同じ山歩きの中でまったく別の場所を指すことは珍しくない。ルートの文字通りの最高地点で撮った写真が、いちばんきつい登りの最中に撮った写真とは限らないし、その少し手前にある劇的な展望ポイントより、本当の最高地点の方がずっと地味な登山道の一区間だったということも珍しくない。

実際に突き止める二つの方法

  • リプレイを見て標高プロファイルを読む。リプレイは地図の上にルートを描きながら、その下に標高プロファイルを走らせ、線が上下するのに合わせて表示する。線が撮影地点まで達した瞬間にそれぞれの写真のピンが現れるので、プロファイルの頂点までスクラブして、その瞬間にいちばん近いピンが答えになる。書き出しや表計算は一切必要なく、線のいちばん高いところとピンが重なる場所を見るだけでいい。
  • ルートを書き出して数値を直接比べる。GPX や CSV での書き出しには記録された各点の標高が入っていて、写真のピンと同じようにタイムスタンプが付いている。それぞれの写真を撮った時刻にいちばん近い点をファイルの中から探せば、グラフを目で読むのではなく、比較できる正確な標高の値が手に入る。二枚の写真の標高がかなり近くて、プロファイルを目で見ただけではどちらが高いのか本当に判断がつかないときに、この方法がいちばん確実になる。

TrailCam の場合

TrailCam は撮った写真・動画クリップ・音声メモを、そのとき自分がいたルート上の一点にそれぞれピン留めし、保存済みのハイキングをリプレイするときには地図の下に標高プロファイルを表示する。だからプロファイルの頂点までスクラブするだけで、そこにどのキャプチャが重なっているかがわかる。目で見た一致ではなく正確な数値がほしいときは、ルートを GPX 1.1 または CSV として書き出すこともでき、写真を含めた各点の標高がそのままファイルの中に入っている。TrailCam のダウンロードは無料で、GPX 1.1 と CSV での書き出しは任意の TrailCam Pro に含まれる機能。

よくある質問

いちばん高い地点で撮った写真は、いつも一番景色が劇的な展望ポイントの写真ですか?
必ずしもそうではない。印象的な展望ポイントが、ルートの本当の最高地点よりやや低い位置にあることはよくあり、しかも本当の最高地点の方が目印のない地味な登山道の一区間だったりする。同じ写真だと決めつけず、別々に確認する価値がある。
標高が近い二枚の写真を、ルートを書き出さずに見分けることはできますか?
確実にはできないことがある。標高プロファイルを目で見てもはっきりした差がわからないくらい近い場合は、各点の正確な標高が入った書き出しを見る方が、どちらが本当に高かったかを確実に判断できる。
動画クリップや音声メモにも、写真と同じように標高は紐づきますか?
はい。どの種類のキャプチャも同じように軌跡上の一点にピン留めされるので、写真であれ動画クリップであれ音声メモであれ、その点の標高を同じように持っている。

自分のルートを記録する

TrailCam は iPhone 用の GPS ルート記録アプリです。動画・写真・音声メモを撮ったその地点に紐づけて保存し、GPX 1.1 または CSV で書き出せます。ダウンロードは無料です。

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