TrailCam

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間違えた分岐を GPX トラックから取り除く方法

間違えた分岐は不具合ではありません。十分ほど違う方向へ歩き、気づいて引き返した——その一つひとつの点は、スマートフォンが実際に見たとおりの、正確な記録です。ただ、行くつもりだった場所ではなかっただけです。誰かが意図して取り除かない限り、本物の距離と標高としてファイルに残り続けます。ここでは、それが実際にどういうことで、どうすれば取り除けるのかを説明します。

まず結論

まず地図の上でトラックを開き、間違えた分岐が残したループや、線が自分自身と重なって戻ってくる箇所を探します。そのうえで、地図上で該当区間をクリックして選べる GPX エディタで削除するか、ファイルが短ければテキストエディタで手作業で削除します。登山口までの運転を切り落とす場合と違い、間違えた分岐はトラックの途中にあるので、アップロード先サービスにある「先頭や末尾を切り取る」機能では届きません。ファイルの途中そのものを編集する必要があります。

放っておいても直らない理由

GPX トラックは、あなたが何をしようとしていたかをまったく知りません。ただの点の並びで、それぞれが緯度・経度・多くの場合は標高とタイムスタンプを持ち、記録が続いていた間、スマートフォンが記録した順にそのまま書き込まれているだけです。「正しいトレイル」と「数分後に引き返した間違った枝道」を区別する印は、フォーマットのどこにもありません。どちらも同じように、歩いた順に忠実に記録された点です。

これは、単発の悪い測位とはまったく違う問題でもあります。地図上のスパイクは、実際にはいなかった場所に置かれた一つの点が、正しい点に挟まれて生まれるもので、原因は一瞬だけ受信状態が悪かった端末の側にあります。間違えた分岐はその逆で、そこに並ぶ点はすべて正確です。本当にそこを歩いたからです。直すかどうかは、データの良し悪しの話ではなく、その山行の記録としてどの部分を残したいかという判断の話になります。

取り除く区間を見つける

数字ではなく、地図で見つける

間違えた分岐をいちばん早く見つける方法は、視覚的に探すことです。トラックを地図として描けるものなら何でもいいので開き、外へ膨らんで戻ってくる線や、すでに描いた道と並んで重なる線を探します。同じことを座標の数字だけで追おうとすると、近いけれど別の点が数字の上では見分けづらく、ずっと時間がかかります。

生のファイルで確認する

地図上でだいたいの位置がわかったら、時刻を手がかりにファイルと突き合わせます。記録された各点はそれぞれ独立したトラックポイントとして順番に並び、その内側に時刻を持っているので、間違えた分岐は「正しい道から外れた瞬間」と「そこに戻ってきた瞬間」に挟まれた、連続する一連の点として見つかります。

ファイルを実際に編集する

GPX エディタや GIS ツール

専用の GPX エディタや、QGIS のような GIS ソフトを使えば、地図に描かれた線の上で該当区間を直接選んで削除できます。座標を目で追って探すより確実で、点の数がある程度ある間違えた分岐には、これがいちばん現実的な方法です。

テキストエディタで手作業

GPX はただのテキストの XML なので、短い分岐であればテキストエディタだけでも取り除けます。道が自分自身から外れた点と、また戻ってきた点のあいだにある一連のトラックポイントを削除し、そのあとファイルがきちんと開くか確認してください。厄介なのは、間違えた分岐がだいたい元の場所の近くで終わることが多く、削除する直前と直後の座標がほとんど同じに見えてしまう点です。見た目だけで判断せず、タイムスタンプで、隣にある本物のトレイルの区間ではなく分岐そのものを消せているか確かめてください。

取り除くことで直るもの、直らないもの

  • 距離:直ります。該当する点を削除すれば、余分な区間はもう合計に入りません。
  • 獲得標高:間違えた分岐に上りや下りがあった場合は直ります。その区間の点を消せば、獲得標高への寄与も一緒に消えます。
  • 行動時間:直すかどうかは選び方次第です。その時間も実際に体を動かしていた時間なので、単純な修正というより本物の選択になります。線の形だけ整えて、行動時間はそのまま残すという人も少なくありません。
  • 分岐の途中で撮った写真や動画:トラックを編集しても手つかずのままです。メディアは撮った地点に紐づいたまま残るので、トラックの点を消してもメディアまでは消えません。付け直しは別の、手作業の工程になります。

TrailCam はバックグラウンドでルートを継続して記録し、間違えた分岐や引き返しがあれば、実際に起きたとおりそのまま記録します。上で説明した編集は、山行のあとで、書き出したファイルに対して行うものです。TrailCam は既存の GPX ファイルを取り込むこともできるので、ほかの場所で整えたトラックをアプリの外に置いたままにする必要もありません。書き出しは GPX 1.1 または CSV で、ルート 1 本でも履歴まるごとでも可能で、任意の TrailCam Pro アップグレードに含まれています。

よくある質問

間違えた分岐は GPS の記録ミスですか?
いいえ。そこに並ぶ点はどれも正確で、実際に歩いた場所をそのまま記録しています。「間違い」なのはその道を歩くつもりがなかったという判断の部分であって、データそのものの不具合ではありません。
登山口までの運転を切り取るときのように、先頭や末尾を切り取るだけでいいですか?
それでは足りません。先頭や末尾を切り取る機能はアクティビティの端に対するもので、間違えた分岐はたいていトラックの途中にあるので、端の切り取りではなく途中の編集が必要です。
間違えた分岐を取り除くと、獲得標高も変わりますか?
その分岐自体に上りや下りがあった場合だけ変わります。ほぼ平坦な区間だったなら、取り除いても獲得標高より距離のほうがずっと大きく変わります。

自分のルートを記録する

TrailCam は iPhone 用の GPS ルート記録アプリです。動画・写真・音声メモを撮ったその地点に紐づけて保存し、GPX 1.1 または CSV で書き出せます。ダウンロードは無料です。

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