TrailCam

ガイド

自分のハイキング履歴を全部まとめて 1 つの GPX ファイルにできる?

できます。GPX ファイルは 1 本のルートしか入れられないわけではないので、履歴全体の書き出しは、記録したすべてのハイキングを起きた順に 1 つのファイルへ書き並べたものにすぎません。1 回分ずつ書き出したファイルをフォルダで手作業に管理する代わりに、それをまとめてやってくれるということです。フォーマット自体は 1 回分の書き出しとまったく同じで、変わるのは中身の量だけですが、それが別のソフトでファイルを読み込んだときに、実際の違いとして現れてきます。

先に結論

1 つの GPX ファイルには、いくつでも軌跡を入れることができ、それぞれが自分の名前と、自分だけの点の並びを持つ、独立した完全なルートです。1 回のハイキングを書き出せば、中に軌跡が 1 本だけ入ったファイルになります。履歴全体を書き出せば、ハイキングの回数だけ軌跡が入り、それぞれが起きた順に並んだファイルになります。軌跡が 1 本のファイルと 200 本のファイルとで、フォーマットとして違うところは何もありません。ファイルの大きさが違うだけです。

1 回のハイキングにつき 1 本の軌跡であり、1 本の長い軌跡ではない

これは、1 回のハイキングの中に現れるセグメントの区切りとは違う種類のまとまり方です。1 回の記録の中の一時停止と再開は、その 1 回分の軌跡をいくつかのセグメントに分けることがありますが、それでもやはり「1 回の外出を表す 1 本の軌跡」であることに変わりありません。履歴全体のファイルはその逆で、数週間、数か月と間が空いたハイキングごとに、新しい軌跡が 1 本ずつ追加されていきます。互いにつながっているという前提はどこにもありません。意識して見ていないとテキストエディタでは似たように見えますが、片方だけが「1 回分の歩き」を表しています。

別のソフトはそのファイルを実際どう扱うか

ここで 2 種類の書き出しの挙動がはっきり分かれます。旅の履歴全体を扱うことを想定したビューアは、見つけた軌跡をすべて描画し、ハイキングごとに表示・非表示を切り替えたり、色を分けたりできることも多いです。一方、GPX ファイルを「1 回分の記録」だと決めてかかっているビューアや取り込みフォームは違う動きをします。ファイル内の最初の軌跡だけを読み込み、残りは静かに無視するものも珍しくなく、その場合、100 回分のハイキングが入ったファイルをアップロードしても、戻ってくるのはちょうど 1 回分だけということになります。

履歴全体の書き出しを何かに使うつもりなら、事前に確かめておく価値があるのはここです。送り先が複数アクティビティの取り込みをきちんと謳っているのか、それとも本来は 1 回分用のアップロードフォームで、たまたま大きいファイルを拒否しないだけなのか。どちらも同じ GPX ファイルを何の文句もなく受け取ります。中身を全部返してくれるのは、そのうちの一方だけです。

合計値が 1 つの数字にまとまらない理由

距離、獲得標高、移動時間は、どれもその軌跡 1 本の中にある点だけから、軌跡ごとに計算されます。そのため、履歴全体のファイルには、これまで記録したすべてのハイキングを合わせた 1 つの距離といった数字は入っていません。軌跡を正しく読み分けるソフトは、それぞれのハイキングを単独で書き出したときとまったく同じ数字を、ハイキングごとに表示します。気をつけたいのは、軌跡の区切りをまったく尊重せず、ファイル内のすべての点を 1 本の途切れない歩きとして扱ってしまうツールです。この場合、あるハイキングの終わりと、まったく別の場所で記録された無関係なハイキングの始まりとの間に直線が引かれ、まるで誰かがそこを実際に歩いたかのように、その分の距離までもが合計に含まれてしまうことがあります。

TrailCam でできること

TrailCam は、1 本のルートでも履歴全体でも、まとめて 1 回の操作で GPX 1.1、または CSV のサマリーとして書き出せます。履歴全体の書き出しでは、それぞれのハイキングを 1 つの途切れない軌跡にまとめてしまうのではなく、ハイキングごとに自分だけの軌跡として書き出すので、どこまでが 1 回の歩きなのかがファイルの中でもはっきりしたままです。書き出しは任意の TrailCam Pro の機能で、アプリ自体はダウンロード無料です。

よくある質問

履歴全体の GPX ファイルは、ハイキングを重ねるほど大きくなりますか?
はい。ただし、それはすでにある個々のハイキングのサイズが変わるからではなく、新しいハイキングのたびに 1 本分の完全な軌跡が追加されていくからです。毎週歩いた 1 年分の記録は、1 回分ずつのファイルをすべて足し合わせたのとだいたい同じ大きさになるだけで、ファイルそのものが勝手に膨らんでいくわけではありません。
履歴全体のファイルを取り込むと、1 つの巨大な記録になりますか、それとも別々の記録として扱われますか?
どこに送るか次第です。旅の履歴全体を扱うことを想定したソフトは、軌跡ごとに 1 つの記録として読み込みます。1 回分の記録用に作られた取り込みフォームの多くは、ファイル内の最初の軌跡だけを読み込み、残りを無視するので、同じファイルでも送り先によってまったく違う結果になることがあります。
履歴全体の GPX ファイルを、あとからハイキングごとの個別ファイルに分け直すことはできますか?
できます。ハイキングごとにもともと別々の軌跡としてファイルの中に入っているので、途中で 1 本の軌跡を切り分けるのとは違い、軌跡をそれぞれ独立したファイルとして書き出し直すだけで済みます。

自分のルートを記録する

TrailCam は iPhone 用の GPS ルート記録アプリです。動画・写真・音声メモを撮ったその地点に紐づけて保存し、GPX 1.1 または CSV で書き出せます。ダウンロードは無料です。

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